2020年 1月 1日(水)
あけましておめでとうございます
昨年はお世話になりました
今年もよろしくお願いいたします
年が明けて元旦から駅伝三昧!
毎年のことながら楽しみといえば楽しみだけど3日間は仕事として駅伝を観ているわけではないから、駅伝を楽しみにしている者の一人としてテレビ観戦させてもらっている。
でも、仕事目線で観ているかもしれないのも否めない。
というのも、元旦から3日間も実業団レベルや学生レベルの選手を観れるわけだから、どうしても仕事目線になってしまうというのが本音。
「走るを改革!」というテーマでランニング教室やランニングクリニックをいつも開催しているので、その内容を説明するのに十分なヒントが画面の中で実践してくれているからだけど。
たくさんの人がお正月を満喫しながらテレビで駅伝を観ていると思うけど、そのときに何を思ってテレビを観ているのかが気になるわけ。
ストライドを伸ばすには…
腕はどう振れば…
足のつき方は…
足のつく場所は…
やっぱり距離を走らないと…
ランニングをしている人達の悩みは他にもあるけど、参考になるランナーが走っているのを観て何も得られていないっていうのが不思議。
だって、他のスポーツだとトップ選手や憧れの選手のプレイスタイルを真似て練習をしたり、そこから何かのヒントを得たりしているわけだよね。
目の前の動きを見て、目の前の動きを再現しようとイメージし、試行錯誤を繰り返して自分自身のスタイルを磨いていくはず。
レースをしているそこには練習方法なんて関係していないし、速くなるためにストライドを伸ばそうだとか腕はこう振るんだと考えている選手は一人もいない。
ただただレースへ集中し、自分自身のパフォーマンスを最大限に発揮しようと走っているから格好良く見える。
そう考えるとランニングは練習方法や練習メニューにばかり目が向けられ、それ以外に目が向けられたと思えば誰もがやっている当たり前を当たり前ではないように説明されていたり、不可能そうなことを可能になるようなことを説明したり、誰でもできるみたいに表現するから一般ランナーが苦しむことになるって理解してほしい。
僕はコメンテーターとしての仕事を引き受けることがまだ少ないから、あの選手がどうとか語るほどではないけど、選手は「この日!」と練習を積み重ねて体調を整えて挑んでいるわけだから、その意気込みを観ている人達も感じ取るべきだし、同じランナーとして同じ気持ちで駅伝を観るのも楽しみの一つとするのも良いはず。
そうなるとテレビ観戦は最高の教材だし、お手本となる選手を一定時間毎に入れ替わり観れるわけだから、たとえ呑んでいたとしても思い出したかのように選手を観察するべきじゃないのかな。
しっかりとトップ選手を観察して、自分自身のランニングフォームと比較して、できていることやできていないことを洗い出して、それらを活かして練習していきましょう。
2020年もよろしくお願いいたします!