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今日の思いつき。

Posted on 2020-01-052020-01-05 by いわた ごう

2020年 1月 5日(日)

今日は告知した通り「初動!」というテーマでランニングの基礎から見直し。
ランニングの基礎から…というと動きのあるものとイメージされがちだけど、走ることそのものというより走る前の段階(目標設定・練習のやり方・ピーキング・レースマネジメントなどの考え方)に、どれだけの無駄が潜んでいるかを気づいてもらうための座学を実施!

…実際に走らないと参加者って少ないよねぇ。

まぁ、年明け早々の日曜日ということもあって家族サービスが優先されているってこともあるんだけど、それにしても…かな。

本気で走らないと速くならないと思ってるのかもしれないけど。

元旦から毎日のように駅伝が放送されていたけど、多くの選手が流行りの厚底シューズを履いていて、その影響があって多くの区間で記録が更新されたと思っているんだろうね。

気象条件は度外視。
コンディションは度外視。

そんなことでタイムが更新されるはずなんてない!

全員が同じシューズを履いていたら、最終的に違ってくるのは走る本人の能力そのものでしょ。走る能力が同じくらいだとしたら次に違ってくるのはレース中の「かけひき」など状況を判断する能力。それらが揃っていてもどうにもならないのが順位など走っている状況・条件の違い。

全員が一斉に走り出しているわけでもないし、前に誰かが見えているわけでも後ろから誰かが迫っているわけでもない。

今、その瞬間に、どういうふうに走らないといけないかを走っている本人が考え、その状況にあった走り方をすることで順位やタイムが大きく変動する。

「区間が上位だったら良い」
そんなつもりで走っている選手は一人もいないし、前区間からの流れや次の区間にどのような状況で中継することが望ましいかを考えて走っている。
2位以降を走っているのであれば前との差を詰めることは当たり前の条件だけど、各大学の監督が「〇区のスタートまでに〇秒まで詰められていたら」と話しているのは他校との戦力差を考えて計算しているからこその発言。

これは駅伝の話であってフルマラソンの話ではないって思う人もいるだろうけどね。

フルマラソンだって同じ。
今、その瞬間に、どういうふうに走らないといけないかは走りながら考えないと。

当然だよね。

自分自身の体力は無限にあるわけではないし、時間が経つにつれて気温が上がってくるかもしれないし、後半になるほど起伏があるかもしれないし。

なのに最初から最後まで一定ペースで走ろうとするわけだ。

「それを可能にするために練習をしているんです!」
そういう人達はこれまでにもいたけど、それが可能になった人を僕は知らない。

それを可能にする。
その言葉ですらコース条件は度外視しているし、気象条件は考慮されていない。レース展開も自分自身の体調も度外視されているって気づかないと。

フルマラソンだけに限らず、短距離だろうと中距離だろうと気にしないといけないのはタイムだけなのか。他にも気にしないといけないことはたくさんあるはずだけど。ペース配分だけを気にしていたら、そのタイムは必然的にクリアされるのか。

走ることができる人には簡単にできるスポーツだけど、誰もが思った通りにできるほど単純なスポーツではないんだけど…

単純に見える一歩だって42.195kmを走ろうとすると何万回も繰り返すことになるのに、その一歩に小さなズレが生じていたら何万歩先ではスタートから大きくズレることになる。

…とは思わないか。

だから走っていたら速くなれるって思うんだね。

今回のイベントに参加された方々は「走る以前の問題ですね」や「練習のやり方を間違っていた」とコメントをくれて、特に「練習のやり方」は詳しく説明した覚えはないのに気づいてくれたのが嬉しかったかな。

特に「ピーキング」は大きな問題。
(目標設定も練習も問題なんだけど…)

それってピーキングではなく…

と、SNSで流れてくる大会前の練習を見て思ってます。

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