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今日の思いつき。

Posted on 2020-01-162020-01-17 by いわた ごう

2020年 1月 16日(木)

2つのツイートをまとめた記事を書いたら思っていた以上の反応が!
ツイートに続き、こっちでもこんなことが起こるとは。

ペース設定とペース配分について
記事(2020年 1月 14日)

「もっと詳しく聞きたい!」という問い合わせや「どうやってペース設定をしたらいいんですか?」という質問があまりにも多く、もっと具体的な言葉で説明できればと思ったので、来月の平日と休日に1回ずつ開催をすることにしました。
「ぜひとも聞きたい!」という方はぜひご参加ください。

現在、会場を押さえられないか動いてます。

タイトルはコレ!
目標タイムを出すためのペース設定講座
~後半失速するのは走り込みではない~

※まだ確定ではありません。詳しくは金曜日中に発表するのでお待ちください。

さて、このペース設定(ペース配分)。

前回、「みんなが大会で走るときにどういう考えでペースを設定して、レース中の気象条件やコース条件にどうやって対応しているかはわからない」と書いたけど、これは多くのランナーが勘違いしているかもしれないので教室やクリニックで「どのようなペースで走ればいいですか?」という質問をされたり、リザルト(結果)を見せられて「ここが落ちてる(上がってる)んですけど…」とか「伸びしろはありますか?」と聞かれても期待された通りの返事がなくて拍子抜けした人もいるかもしれないね。

というのも、「ペース設定(ペース配分)」の段階で間違えているかもしれないし、その間違えているかもしれないペースを想定して練習しているだろうし、そうなると根本的なところから説明をしていくことになるので、大会当日がどのような気象条件・コース条件・体調かもわからないから「あなたにとってのペースは…」とか「ここをもう少し我慢しておけば…」とは言えないし。
それに、陸上競技場で行うトラック競技とは違って気象条件・コース条件は毎回大きく違うから、リザルトや考えている通りに走れないということだって考慮しないといけない。

他のコーチや走るのが速い人達は言うんだろうけどね。

その言えない理由は先述の通り、気象条件・コース条件・体調という当日のことはもちろんのこと、他にも「どのような練習」をして「どの程度の疲労」が出て「どれだけの余力を残している」かはわからないから、たとえ僕がコースを知っていてレースプランを立てたとしてもプランを遂行できるかはわからない。
というより、「走力がどれほどのものかを知らない」のにプランを立てることはまさに机上の空論!

無理があるでしょう?

これは教室の人達や個別サポートをさせていただいている人達は「どのような練習」をして「どの程度の疲労」があって「練習の強度」について意見交換ができるから、コース条件に合わせた具体的なレースプランは立てられなくもない。
それでもペース設定(ペース配分)についてはお任せしていることがほとんど。

なんでもかんでも僕に頼っていてはレースで思い通りに走れないと思うよ。

ここまでは日頃の僕が感じていることだけど、ここから先は「ペース設定」と「ペース配分」という概念を見直してもらえるヒントとなるようにあれこれ書いてみるので、気になることや興味があることがあったら相談してもらったり、来月に開催予定の講座に参加してください。

まず、僕が気になっているのは目標タイムを設定して練習に取り組み、その練習の成果を発揮するために大会へ参加していることと、それなのにレース前になると「自己ベストを出したい!」という考えが思い出したかのように湧いて出てくること。

どうして大会前になると「自己ベスト」という言葉が出てくるのかが不思議。

そもそも「目標タイム」と「自己ベストタイム」は同じではないのに、同じように考えていることに問題があるのかもしれないよね。

目標タイムというのは自分自身が到達したい夢のようなタイムであって、自己ベスト記録は過去の大会で自分自身が最大限の力を発揮したタイム(結果)ということに違いがある。

たとえ後半に大失速をしたとしても自己ベストには違いないから、それは自分自身の力だということ。「いや、本当はもっと…」と言われても結果として出ているんだからそれが実力。

これだけで伝わるかな?
ここから設定タイムの勘違いがスタートするわけ。

「目標タイムに到達する」ということと「自己ベストを更新する」ということはまったく違っていて、自己ベストを更新したいのであれば自己ベストを更新するための練習をする必要があり、目標タイムに到達したいのであればそれは実力以上のものを練習から常に発揮し続ける必要がある。

みんなはどっちを基準にペースを考えてる?

もし仮に「目標タイムに到達したい」と考えているのなら練習から常に実力以上のものを発揮するわけだから、思った通りに走れないことや身体のどこかを痛めることが多いはず。

そうなると普段の練習から考えることは、身体を痛めることもなく思った通りに走ることができて、「この感じだとこのペースで走れそうだ」とイメージできるほどの練習強度と練習量になるはずだけど。

そうなると「目標タイム」からペースの設定をするより「自己ベスト」からペースの設定をしたほうが適切な練習強度と練習量ができる…というわけ。

どの練習メニューをやるとしても今の持っている力を出し惜しみせず、決して最後まで失速することがないペースで練習をやり切ることを積み重ねていけば、レースでも自ずと「この距離ならこのペースだ」ということを考えることができるようになるし、それが自信となってスタート前にも緊張することは少なくなるから、それを積み重ねていって目標にいつか到達したらどうかなぁ。

目標タイムからペースを考えたら失速は確かに「走り込み不足」ということになるんだけど、「走り込み不足」というよりはそのペースが「自分の走力には見合っていない」ということでもあるので、「だから最後まで走り通せるように練習をしている」という思いがあったとしてもそれがいつになるのかはわからないし、走り通せるペースではない可能性が高いのにチャレンジをするのは無謀でもあり、「自己ベストを更新したい!」という気持ちは意気込みだけなのかなって思う。

目標タイムは目標タイムとして考えて、自己ベストを更新し続けることで目標タイムへと近づいていくんだと考えながら練習をしていくほうが、自分自身のパフォーマンスを最大限に発揮しつつ、身体をそこまで酷使しなくて済むから継続した練習もできるし、その分だけ「コツコツと練習を積み重ねる」が実現できるので、「泥臭い練習をする」と表現しても良いんじゃないのかな。

夢を闇雲に追い続けるだけのか、夢を実現させるために少しずつ近づいていくのか、どちらのほうがミスも少なくて実現させる可能性が高いかはわかるよね。

もう一度考え直してみよう。

「もっと詳しく知りたい!」という方は明日発表の講座にて順を追って説明させていただきますので、ぜひご参加ください♪ん

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