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今日の思いつき。

Posted on 2020-01-222020-01-22 by いわた ごう

2020年 1月 22日(水)

「走り込み」「ペース設定(ペース配分)」というワードには敏感なのに、「休養」「疲労回復」というワードには反応が薄いなぁ。

いかにみんなが走ることにしか意識を向けていないかがよくわかる。

たしかに練習をしないことには走る能力が高くならないのは当たり前だけど、その走ることに関する能力や走るということへの認識の他に、練習をより良いものへするために関するあれこれも知っておく必要はあるし、多くのことで無駄を減らすことによってパフォーマンスは向上されていくんだけど…

練習したら練習した分だけ速くなるとしか思ってないね。

基本中の基本だけど、十分な練習強度や練習量を積み重ねていくためには身体のどこかに痛みを抱えているようでは満足な成果を得ることができず、満足な成果を得られなかった練習をいくら積み重ねたとしても目標としているレベルには到達しないし、そのような状態で練習を積み重ねたとしてもそれは積み重ねたとは言わずに消化しただけに過ぎない。

要するに、練習をする(大会を走る)ためには健全な身体を持ち合わせていないといけないってこと。

それなのに「自己ベストを出したい」と言っているわけだから、もし仮に目標を達成できたとしてもそれは自分の能力に見合った目標とは言えないし、「調子が良くないからこれぐらいが妥当な目標だ」というのであればそれは目先の大会に限った目標であって次につながるものとは言い難いよね。

そんなに低い目標でいいのかな。

「速くなるためには練習が必要だ」とわかっているのなら、速くなるために質の高い練習を1日でも多く積み重ねていくべきだし、その質の高い練習をするために質の高い休養が大切だと知るべきじゃないのかな。

それに質の高い休養にするためには質の高い栄養摂取ができているかも大切!

質の高い練習。
質の高い休養。
質の高い栄養。

これらが揃って初めて最高のパフォーマンスを発揮するための身体が作られるわけだけど、このうちのどれかが欠けては最高のパフォーマンスなんて発揮されないんだから、自分自身がどれにこだわっているのかを見直してみたらどうかな。

もし「アスリートじゃないから、そこまでしなくても…」という考えが頭をよぎった人は、自分自身が今やっている練習はアスリートもやっていることだということをお忘れなく!

練習の疲労を身体が次の練習までに回復させているかどうかを基準に考える必要があって、翌日になっても疲労が残っているのなら今の自分自身にとってはオーバートレーニングだし、翌日になって疲労を回復することができていたら身体はその強度に耐えられるようになったということだから、次に練習をするときには前回よりも強度を上げることができるということ。

その練習強度に対する回復能力がついたということはパフォーマンスが上がったというわけだから、パフォーマンスを向上させるためには回復能力を高める必要があると反対側から考えても良いんじゃないのかな。

だから質の高い休養・質の高い栄養摂取がとても大切で、回復力をどんどん鍛えていく必要があるってわけだ。

練習をする目的は長く走れるようになったり速く走れるようになるためだけではなく、回復力を高めるためでもあるって考えながら練習してみてはどうだろう。

そうじゃないといつまで経っても同じミスを繰り返すし、身体のあちこちを痛めることにもなるし、それらを繰り返しているようでは同じレベルで停滞することにもなるし。
また、良い結果が出せたとしても次の目標へチャレンジするときに行き詰まってしまい、レベルが上がることに「さすがに厳しいか…」と目標を達成することを難しく考えるようになってしまうから注意が必要だし。

練習をしていくことは当たり前だし、目標までの壁を越えていくのはレベルが上がろうとも変わりはしないってことと考えないと。

勘違いをしてはいけないよ。

階段を1段ずつ上がっていくように、1つ上の高さへ進んだら次の高さも同じだけ上がるってことをわかっているんだから、どの高さから次の高さへ進むにも足を上げる力はいつまで経っても同じだってこともわかるよね。

そこに「上がれば上がるほどに疲労が溜まる」と思うのなら、1段上がったその疲労を次の高さへ上がるまでに回復させる能力を高めたらいいんじゃない?

走ることにばかり意識が向いてしまうけど、回復させる能力がどうなのかということも考えてみよう。

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