2020年 2月 14日(金)
先週金曜にチェーンが張ってあるところへダイブして足を痛めたわけだけど、治療院をしている後輩から「大会へ出るなら記録狙うのは禁止!」とお達しが…
後輩なんだけど的確な指示を出してくれるから、練習をする方針の参考にさせてもらったりできる。
身体(筋肉)の状態を自分で把握することも可能だけど、信頼ができる誰かから指示を受けることは大切だったりするよね。
長年やってきた僕が1人のファンランナーとしてランニングを楽しめているのは、こうやってサポートをしてくれる人がいるから安心して楽しめているのかもしれないことを考えると、世の中に星の数ほどいる一般ランナーさんは誰の意見を参考にランニングを楽しんでいるんだろう。
SNSでたくさんのフォロワーがいる人?
YouTubeをやっていてファンが多い人?
もっと参考になって、もっと分かりやすくて、もっと為になる人がいたとしたら…
僕のフォロワーさんの中に数人、すご~くランニングと向き合っている人がいるから参考にしてほしいんだけどなぁ。
それから。
SNS上には「こんな練習をやった」と速い人達がアップしてあり、それを真似て練習をやろうとしている人もいるけど、練習の本質的なことや意図や目的を理解していなかったら効果は薄い。
効果がないわけではなく。
というのも、速い人はその練習で高いパフォーマンスを維持しているわけだから練習そのものの効果は高いかもしれない。
では、どうして効果が薄いのか。
それは「その練習の意図や目的を理解しないまま速くなったとしても、次のレベルへ上がったときに応用が利かない」から。
たまに僕の練習を真似したっていう人を散見するけど、練習の形を再現されてはいるものの次のステップで違っていたりする。
(たまに形だけが同じで中身は別物の場合もある)
そうなると本質までを再現できていないのでレベルが上がるほどに意図や目的が逸れていくことになるし、近い将来に身体のどこかを痛める可能性が高くなっていくことになる。
そうなると「あの人の練習には効果がない」とか「僕には効果が出なかった」とか否定的な意見を言い出すことになり…
あとはお察しの通り。
要するに練習を真似するのではなく、「どうしてそれをやるの?」と意図や目的を聞いたほうがいいし、「どうやってやるの?」とやり方も聞いておいたほうがいいし、「どのタイミングで?」など前後の練習とセットにして聞いておいたほうがいい。
5W1Hみたい。
(知らない人、自分で調べて。)
練習単体でも価値はあるけど、前後の練習によって価値をさらに高めることもできるし、反対に価値を打ち消してしまうこともあるから注意が必要になる。
だから「きちんと聞こう」と言ってるわけなのだ。
ランニングって何気なくやれてしまうけど、何かを考えるなら一部だけを考えるのではなく、全体的に考えたり全体を通して一部を考えないといけないから難しいし、身体の調子や大会へ出るタイミングも重要だから難しさはさらに増すことになる。
季節の変わり目、季節毎の花粉症、仕事の流れ、そういったものも関係するからランニングを軽視していると痛い目にあうことになるよ。
いろいろ気をつけようね。