2020年 2月 22日(土)
新型コロナウイルスによる感染症の影響であちこちでマラソン大会が中止を余儀なくされ、大会事務局から代替イベントが企画されていたり次回開催時の優先出走権や一部割引などが提案される一方、「現地へ行って走りませんか?」ということを提案している人もチラホラと見かけるようになったわけだけど…
苦渋の決断を強いられた大会事務局の判断は開催であろうと中止であろうと頭が下がる。
「マラソン大会は中止されたのにアーティストのライブは開催されるのが不思議」とか「そっちのほうが感染率が高いんじゃないのか」とか言っている人達がいることを考えると、大会事務局が「中止!」と打ち出してくれたのは本当に良い判断だと感じるなぁ。
マラソン大会ではないけど「どっかの国で新興宗教の周回で集団感染」なんてニュースも出ていたぐらいだし、感染率が高いとか低いとかではなくってほんの少しでも感染するリスクがあったということを考えられないのはどうかと思う。
ランナーの一人として参加費のことや開催のことを考えると非難するわけではないが、ランナー一人一人の危機管理能力が高くないから起こる問題でもあるのかなって感じるけど…
念を押して。
大会事務局としてはリスクマネジメントやクライシスマネジメントの両方から考えて実行に至るわけだけど、それを上回る行動をする可能性がある場合は中止を決断するなんて当然の結果としか思えないな。
とある分野の方から連絡があって、「明日は勝手に姫路城マラソンをする人達がいて…」と言われてたけど、勝手にマラソンをやるのならマラソン大会なんてなくてもいいんじゃないの。
何のためのマラソン大会なんだろうね。
陸上競技というものをやり始めて、ランニングのことに関して怒りが込み上げてきたのは初めてです。
あぁ、かなしい…
そんな中、知人のSNSを見かけて気持ちが少しだけ和らいだので共有できればと。
感染拡大のリスクが減った。
とある姫路のランナーさん
体力が温存できた。
時間とお金が節約できた。
確かに参加費は無駄になるかもしれないけど、会場へ至るまでの交通費や食費などを節約できたと思えるなら参加費は微々たるものだと思う。
(だって数ヶ月も前になくなった費用だからね。新しくかさむ費用とは違うから。)
速く走るために練習をすることはもちろんだけど、体調を崩さないために「喉を乾燥させないこと」や「身体を冷やさないようにすること」を徹底して、今後の目標に向けて準備を怠らないようにしていこうね。