2020年 3月 16日(月)
雨が降ったとしても風が強く吹いたとしても、レースプランや練習などには大きな影響は与えない。
それは「どんな条件下でも自分自身がやらないといけないことをやるだけ」だから。
アスリートが大会へ参加するときは「最高のパフォーマンスを発揮する」ために練習を積み重ねているので、ランナーの場合は「最高のパフォーマンスを発揮する」ということは「持ち合わせている能力を最大限(100%)発揮する」ということであり、「目標としているペースでどこまでやれるか」というチャレンジを目標としてはいけない。
チャレンジをするのは練習のときだけ。
レースはこの持ち合わせている能力を最大限(100%)発揮するということが最大の目標で、どのような条件下であっても能力を最大限(100%)発揮するためのペースを選択する必要があり、練習の中で身につけた「距離に対する自分に最適なペース」を基準にして気象条件・コース条件・レース展開に合わせてペース配分を臨機応変に変化させ、ゴールして初めて「能力を最大限発揮できたのか」や「その結果、タイムはどうだったのか」が記録として表れるんだけど…
アスリートと一般ランナーとは考え方というよりも大会へ出場するときの意気込みそのものが違う。
「考え方」と表現すると必ずと言ってもいいぐらい「アスリートではないから」というリアクションがあるから、「好成績を残したい」という気持ちはアスリートでも一般ランナーでも同じなので「意気込み」という言葉を使うことにした。
(一般ランナーの場合は「好成績を出したいと楽しみたいが同等にあるけどね)
アスリート思考を持ったファンランナーと、ファンラン思考を持った一般ランナーと、どちらのほうが練習一つ一つを充実させていることになるんだろう。
練習どうこうの目的や効果よりも、練習の成果(効果)をどれだけ効率良く出せるかのほうが大切じゃないのかなぁ。
僕は練習や大会一つ一つに対して一般ランナーがアスリートのような意識を持ってやる必要はないと思っているけど、アスリートが守っているようなことを一般ランナーも楽しんでいる中へ落とし込めば好記録が残せるって信じているし、実際にその考えで好成績を残している人達がいるのも知っている。
でも、アスリートのような練習に取り組んでみたり、アスリートのような意識を持っているファンランナーが高い確率で好成績を残しているのは知らない…
守らないといけないのは「ハードなトレーニング」か「アスリートが守っているルール」か。
考えものだよね。