2020年 4月 8日(水)
緊急事態宣言、ついに発令(4月7日)。
生活面には直接的な何かがあるわけではないけど、不要不急の外出を控えるということに対してこれまで以上のプレッシャーを感じるし、ただでさえ日中の外出が少ない小さな街は寂しさがより一層増している。
(年配の方が多いから当然か)
そして、安倍総理から「散歩やジョギングは問題ない」というワードがあったけど、それを聞いてTwitterのタイムラインには「ランニングができる!」と喜んでいる人がいたのを見て、残念な気持ちと共に悲しい気持ちになってしまった。
その反動でTwitterには自分でもわかるぐらいの荒れたツイートをしてしまったのが情けない。
(反省してます…)
教室に来てくれているイギリス人の方から「あなた、ランニングとジョギングの違いをわかってるの?」と言われてから、僕自身は特にランニングとジョギングの違いには充分に気をつけてきたつもり。
だから「散歩やジョギングなら問題ない」という言葉を聞いて、ほんの少しだけ「ある程度は走れるのか」と思ったけど、それと同時に「これはまた面倒になりそうだ」と思ったところ…
すると案の定、タイムライン上では「ランニングはできるんだ〜」というツイートを真っ先に見つけてしまって、「ほらね」と思ってしまった。
内容はランニングとジョギングの定義について。
「Wikipediaには時速9.6kmって書いてある」とか「それなら僕(私)は一生懸命走ってもジョギングだ」とか「ジョギングができない」とか。言葉尻を捉えて言葉遊びをするのは自由だけど、揚げ足を取るようなひねくれたコメントなんていらないと思うんだけどなぁ。
走力レベルにはバラつきがあるんだから「この速さ」なんて線引きはありえないって普通にわかるだろうけど…
「呼吸が乱れないほどの余裕を持って走れるペース」がその人にとってのジョギングだから、一概に「この速さ」とか「この距離まで」とは言えないもの。
大事なことはランニングだとかジョギングだとかではなく、身体に負荷をかけるような練習強度や練習量には関係なく練習中は人との近接がないこと、練習後は誰とも近接しないこと、疲労・免疫力の低下が回復するまで誰かとの交流をできるだけ避けることを心がけるだけ。それでも外出をしないといけないならマスクをして、アルコール消毒ができるティッシュペーパーなどを携帯するだけ。
帰宅をしたら手洗い・うがい・アルコール消毒・身体を冷やさない・水分補給をしっかりと行うだけ。
そもそも、手洗いやうがいはランニングをしているとかしてないとか関係なくやるのが当然だし、ランニングをしているなら身体を冷やさないことや水分補給をしっかりと行うことは当たり前。
これらが全部できないんだったら、ランニングやジョギングどころか散歩すらしないほうが良い。おとなしく家で待機して、事が落ち着くまでは人との接触をできるだけ控えないと。
でも、こういうことを言うと「仕事にも買い物にも行けない」とか言い出すんだろうけど、そう言うんだったらマスク・手洗い・うがい・アルコール消毒・身体を冷やさない・水分補給をしっかりと実践する。
特効薬も治療法もワクチンも確立されていないんだから、しっかりと予防策は実践しておかないとね。