2020年 4月 13日(月)
1月23日(木)に放送されたNHKの「世界はほしいモノにあふれてる」でメガネ特集が組まれていたから、こんな時だからこそ「気分を変えるのもアリかなぁ」と思ってメガネ屋さんへ。
あいにくの雨模様だったけど、駐車場へ車を侵入させた時点でスタッフが傘を差して入り口で待機してくれていて、車のエンジンを切るときには車の横でものすごく大きな傘を差して待ってくれているというサービスが!
(結構、単純なんです…)
そこからお店へ向かう数mでも後ろを歩いてくれて雨に濡れないようにしてくれたんですが、少し強めの風を伴う雨だったので傘はそこまで役に立たず…
(でも嬉しかったのは間違いない!)
入店してから数十分ほど店内のメガネを物色(かけたり外したり)していたら出迎えてくれたスタッフが何も声をかけてこないので違和感を感じたけど、一通り見て回った後に「あの…お似合いのメガネ診断がありますので、もし良ければどうですか?」と声をかけてくれて。
2~3分ほどしたら診断結果(B5サイズくらい?)を渡してくれたけど、すごくシンプルな診断で一目でわかるほどのモノ。
「えぇ~!物色してる間に診断できたやん!」と思うほどだったけど、かなり若い感じのスタッフだったので「ありがとね♪このタイプはどこにありますか?」と聞いて案内してもらって、そのコーナーをもう一度ひとつずつ試着して確認をしてみたのに声をかけてもらえず…。
「お似合いですよ♪」とかはないんか~いっ!
と思いながら気になるものを手に取り、「すみません。これ…診断してもらったタイプとは違うけど。せっかくやってくれたのにごめんよ。」と言ってスタッフへ渡して手続きへ。
あとは通常の流れだったけど、説明してくれていた手が震えたり言葉が頼りない感じがしたものの、「たぶん僕もこんなのだったんだろうな~」と販売スタッフをしていたときのことを思い出しながら手続き終了。
僕も過去には某自転車メーカーのスタッフとして販売員を経験したし、僕から自転車を購入してくれた方とは本当に仲良くさせてもらったけど、僕もこの機会に接客をしてくれたスタッフと仲良くできたら良いな~って思ったから、時間があったらメガネを持っていてメンテナンスしてもらってもいいかもしれないな。
そんなわけで眼鏡を新調したらほんの少しだけど気分が上向きに。
COVID-19の影響で楽しめることがなくなり、この先も不安が多くあるかもしれない(実際に楽観視はしていられない)けど、身につけるアイテム一つで気分が少しだけでも紛れるのなら、こういった行動はこれからも大切かもしれない。
あの番組を観ておいて良かった。
(他にもたくさんの人がメガネ特集回を観てメガネが欲しくなったらしいけど、本当にメガネ一つで世界が変わるから、あの番組で言われていたことは間違いではなかったかもしれないね)
先行き不透明な仕事のことを考えると出費は痛いかもしれないけど。
たとえ小さな出費かもしれないが、それでも僕は確かに社会へ貢献した(という自己満足感)。
こんな他愛もないことで退屈な日常をほんの少しでも変えられるなら、普段は足を運ばないようなお店に足を運ぶのも気分転換になっていいかもね。
不要不急の外出は自粛中かもしれないけど、生活をする中で必要なものを調達するための外出は決して不要不急ではないはず。
(自宅に引きこもってパソコンと向かい合う機会が以前より増え、10年近く前に購入したメガネだと画面が見づらかったから、それを新調するために外出した次第。)
いろいろと制限された中にも楽しめるもの、幸せを感じるものってあると思うから、自分の力だけでは変えられないことに悩むより、自分の力で変えられることに精を出したほうが満足感もあると思うよ。
小さな小さなことかもしれないけど、これまでの何気ない生活の行動がこれほどに幸せを感じられるなんてね。
ランニングだけに固執せず、いろいろと制限された今この瞬間に、気分転換になるものを見つけていこうじゃないの。
世界はまだまだ小さな幸せや楽しみが隠れているぞ!