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今日の思いつき。

Posted on 2020-05-252020-05-26 by いわた ごう

2020年 5月 25日(月)

誰かの機嫌を取ったりして顔色を窺うつもりはないし、ボランティアではないから言わないといけないことは言わせてもらう。

だからそんなツイートになるわけだけど。
(メディア露出に関してはメディアの都合が良いように編集されている)

どうしてそんなことを書くのかというと、学習塾の経営者さんからコメント付きでリツイートをされて「勉強」「受験勉強」にも通ずると言われたことをきっかけに、いろいろと考えを巡らせてみた結果としての答えだったりする。

教室やクリニックはガッツリ感を出さないためにほのぼのとやっている。
自分自身がガッツリやることと誰かがガッツリやることは別物で、自分自身のガッツリを誰かへ押し付けることも誰かと競おうとすることも関係はない。
(要するに、人には人のペースがあるということ)

それを踏まえた上での話になるけど。

僕は常々、Twitterでランニングに関することを発信している。
それはご存知の通りだと思うけど、それらは練習メニューを具体的に説明した内容ではなく、「練習はこうあるべきだ」という内容に触れないようにしている。

別に触れてもいいんだけど、それだと走力レベルに違いがあるのに同じ練習をすることになるから走力の低い人が怪我をするリスクが上がり、仮に「サブ〇を狙う人向け」としても同じで、その目標達成に近い人ほど適切な練習になる可能性があるけど目標から一番離れている人ほど怪我をする可能性がある。

練習はそういうものではない。

世の中にはコーチを自称する人が増えて「こんな練習が良い」とか「このストレッチが大事」と発信しているけど、それはその道に詳しい人達からすると「違うよね…」と思われていることに気づいていない。

練習も同じ。

「長い距離を走ること」は大事だけど「30km」という練習がすべてのレベルに当てはまる練習かといえばそうではない。
(そんなことよりもやらないといけないことがたくさんある)

この「こうじゃないといけない」が勉強にも通じると言われていたわけ。

ちなみに僕は実業団チームを引退した後、縁も所縁もない土地で塾の講師をしたことがある。
(勉強できるの?と思われることがある…)

それは走ることが嫌になり、走ることやすべてのことから離れたくて取った行動ではあるけど、そこで求められたのは学力ではなく経験だったので結局は走っていたことが役立った…
(学力は国立大に比べたら劣るのは当然のことですが…)

国立大出身の子がお手上げの生徒を担当し、しっかりとその子が学力をつけてくれたことが唯一の誇れる手柄かな。
(名プレイヤーが名コーチではないってこういうことでしょ)

個別の塾だったからよく分かったけど、勉強ができるできないを分けるのは個人個人が持つ能力の差ではなく、どれだけ勉強に対して集中できていたのか、内容を理解していたのか、それを楽しいと本人が思えているのかが関係していて。

要するにテキストが良いとか悪いとかではなく、教える人が国立大出身だろうと年配の方だろうとそこまで大きな違いはないということ。

中にはマーカーでラインを引いて勉強をしている気になっている子がいたり、引き過ぎてどこが重要なのか判らなくなっている子がいたりするのに、マーカーでラインを引かなくても頭に入っている子がいたり。

ノートに書き写すことでも同じで、いろんなペンを使い分けて見事にカラフルなページに仕上げる子がいたり「ボールペンで緊張感を持って書いている」とどこに執念を燃やすところを間違っている子がいたり…
黒一色でも頭に入っている子がいたりして。

もはや机に向かっているだけで勉強をしている気になっていて、その内容は勉強という仮の名前を持った自己満足の色塗りに近い。

それは「勉強をしている」とは言わずに「勉強をする振りをしている」と表現したほうが早く、「勉強をしている振り」なのであれば「勉強をしていない」のと変わりはない。

結局は「勉強をするということはどういうことかを理解していない」ということになる。
(教えないといけないのは内容ではなくコレで、自分に合ったペースや学力に合わせたものでないといけない)

中にはそんな方法で学力が向上する子もいるけど、それはその子が持つ理解力の高さの問題。

ここまで丁寧に読んでいただいて僕が何を言いたいかって読み取れたら話は早い。

教室やクリニックに参加してくれている人達には何度も言っているけど、「そんな練習をやっていても意味はない」というのはそういうことだったりする。

「練習をするということはどういうことなのか」を身につけてもらえるように教室やクリニック、オンラインミーティングなどの座学を練習会以上に企画している理由だったりする。

勉強(練習)は誰かと一緒にやるものではない。
自分のペースで、自分に合った内容で、自分の体調に合わせて進めていくもの。
それらの成果を知るために模擬テスト(タイムトライアル)があり、実力を発揮するための受験(大会)がある。

「練習の話、とても参考になります」と国家資格を受ける人だって言ってくれることもあるんだけど、ランニングをしている人達には伝わらなかったりするんだよね…

それでも練習はやるだけでいいのかな。
天才肌タイプならそれでいいんだけど…
(そのタイムならパフォーマンス向上については悩まない)

Twitterを見ていたら分かるけど、自分の思い描いた目標を確実にクリアする人ってツイートもしっかりとした内容だったりする。
(そういう人のツイートは基本的に飄々としていることが多い)

それと。

僕は「やればできる」という言葉は表現としても嫌いなので絶対に使いません。
(理由を聞きたい方はまた別の機会に。)

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