2019年 12月 29日(日)
自分の力と
やるべきことが見えてるから…
動揺は
心の芯までは
揺らさない…
- BLEACH 井上 織姫 -
僕はマラソン大会で緊張するほうではないけど、一般ランナーの多くはスタート前に緊張しているのが見て取ることができる。
そのほとんどがマラソン大会に対する不安感から来るもので、何らかの理由で練習を積み重ねることができなかった人や練習を積み重ねられたとしても身体的に問題を抱えている人、目標を高く掲げ過ぎた人に多い。
不安感は動揺を呼び、その動揺が緊張感に変わっていくとしたら…
でも、しっかりと練習が積み重ねることができた人は練習の達成状況とイメージが一致しているから、自分自身がどれだけやれるかを具体的にイメージできていることもあってスタート前には覚悟が決まっているのだろう。
そういう人達には不安感はなく、良い表情でスタートブロックに立っている。
これから起こるであろう事象に対し、あらゆるイメージを持っているのか。
それとも、そういった一抹の不安材料がないほどに自信に満ち溢れているのか。
これが冒頭の言葉を選んだ理由。
自分の力を正確に把握することが練習をする本当の意味だし、それができないほどの練習強度や練習量は身体を痛めるだけで、練習をしたというより身体を酷使しただけということになる。
大会が楽しみで高揚している緊張感は良いとして、不安から来る緊張感はできるだけなくしたほうがいい。それを払拭するための練習なのに、不安を積み重ねることになる練習は自滅へと向かうだけの悪循環。
練習のやり方は本当に考えたほうが良い。
形から入るのは見た目だけでいい。
形にこだわらず、自分の自信へと変わる練習をやっていこうね。