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今日の思いつき。

Posted on 2020-02-192020-02-19 by いわた ごう

2020年 2月 19日(水)

今週日曜日(23日)に予定されていた姫路城マラソンが新型コロナウイルスの影響を受けて中止になりました。

世界遺産姫路城マラソン2020 開催中止について
http://www.himeji-marathon.jp/news/705.html

参加させていただく身なのでとやかく言っても致し方なし。
残念だけど次の大会へ向かって練習をするのみ。

昨日も書いたけど、みんなの「走りたかった!」の気持ちはわかるが近頃の情勢を考えたら…ね。

中止になったのは残念なんだけど、残念なわりにそこまでショックがあるわけではなく、中止が決定してから自分の気持ちに整理をつけようと考え込んでみたものの「残念だ」とか「走りたかった」という気持ちが高まってこない。

別に「走れないこと」が嬉しいわけではなく。

いろいろと考えてみたら「もしかして…」と思ったことがあり、そっちのほうが気になるからマラソン大会中止に大きく心を動かされるほど影響を受けていない気がしたんだよねぇ。

それは「マラソン大会」より「普段の練習」のほうに重点を置いているからと表現したほうが良いのかな。
(念を押して言っておくけど中止は残念!)

他の人にはない感覚かもしれないけど、普段から「練習ができていないのにマラソン大会へ出場するのも…」という考えがあり、「やれるかやれないかの練習をしているほうが緊張感があるから」と思っているからかもしれない。

マラソン大会は練習で積み重ねてきたもの(やってきたこと)を発揮する場と考えているから 、「マラソン大会<普段の練習」と表現してもいいぐらい普段の練習がメイン (手が抜けない) になっていて、マラソン大会を走っているほうが普段の練習で走っているよりも気が楽だったりする。

…変わり者ですみません。

多くのランナーはマラソン大会が終わってからホッと気が抜けたりするんだろうけど、僕の場合は反対にマラソン大会が終わったから気を引き締め直さないとって思って疲労を抜くことに専念したり、これからの練習をどうしていこうかって考えることのほうが多かったりする。

年に数回のマラソン大会より普段の練習のほうが割合として多いからかな。

「自分が持ち合わせている体力をゴールまでいかに保つことができるか」が長距離を走るときの鉄則。

ということは…

「目標のペースでゴールまで走れるか」は自分の持ち合わせている体力を基準に考えるのではなく、目標のペースを基準に体力のことを考えているわけだよね。

— いわたごう (@sakura2hanabi) February 18, 2020

この鉄則を基準にすると、いかに普段の練習で「自分が持ち合わせている体力でゴールまで走り切れるペース」を身につけることができているかということになるから、マラソン大会に緊張するよりも普段の練習一つ一つに緊張感が生まれる。

そうやって一つ一つの練習に緊張感を持って走ったとして、自分自身の中に「僕の走り切れるペースはこれぐらいかな」という基準ができたとき、マラソン大会では「普段の練習で把握できたマラソン大会で走り切れるペース」を再現するだけになるんだよね。

よく「ピーキングをして…」みたいなことを言っているコーチやランナーがいるけど、何を基準にピーキングをしているのかって考えたら話に矛盾が生まれてくることがある。

普段の練習では疲労が蓄積していたり過酷な条件の中で走っているわけだから、普段の練習で「これぐらいでは走れるだろう」というイメージが大きくなればなるほどマラソン大会へ向けてコンディションを整えていくうちに、「普段の疲労が抜けて身体が少しずつ動いてくるようになってきたぞ。練習の段階であれだけで来たんだから、身体の疲労が抜けてきた今なら前よりも少ない力でペースを維持できるかもしれない。」と考えられるようになるはず。

いかに普段の練習が大切かってことだけど、マラソン大会を基準に考えたら不安感が先行してしまって、身体が委縮するというか気負い過ぎるというか、とにかく「走れるのかな…」という不安から緊張感が増すことになると思うんだけどなぁ。

練習を積み重ねていくことができているなら積み重ねているなりの、練習ができていないんだったら練習ができていないなりの、現在の自分のコンディションに合わせた目標タイムが出せるかどうかを考えて走るだけだから、自分自身のコンディションをあまり考えていない純粋な目標タイムを達成することは難しいことになるので、それもあって緊張するとも考えられなくもないし。

「マラソン大会へ出る!」と自分で決めたのだから、マラソン大会で出るなら「マラソン大会出は練習の成果を発揮する」と考え、マラソン大会を迎えるまでに体調をできるだけ整えて、マラソン大会当日は今の自分自身にできる最高の結果を出せるように走るだけなんだよ。

仕事が大変かもしれないし、家族が体調不良かもしれないし、いろんなことが自分の走りたい欲求を抑え込んでしまうものがあるかもしれないけど、マラソン大会当日までできる限りのことをして走る準備をしよう。

だからこそ中止になったことが悔やまれるかもしれないけど、今日までの自分自身のパフォーマンスは普段の練習で培ったものだから、次のマラソン大会に活きることを考えたら決して無駄になることなんてない。

来年も同じ大会は継続して開催されるけど、今年の大会は確かに中止でなくなるかもしれない。それでも他の大会はまだまだたくさんあるし、ランニングは日頃の積み重ねってことを忘れていないなら、この中止は残念かもしれないけど次の練習に備えて練習をしていこう。

暴飲暴食している場合じゃないよ。

その行動は次の目標とする大会へ向けてスタートをするときに、必ず大きな代償となって返ってくることになるからね。

しっかりと準備を進めていこう。
それがランニングの嗜み方。

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