2020年 3月 4日(水)
メジャーなコーチからリアクションがあって驚いた!
上っ面だけを読んでしまうと「決めつけないでよ」とか思うかもしれないけど、まだ仮説というか説明の途中であって「こうだよ」という決めつけ的なことはツイートをしてなくて…
しっかりと読み込んでほしいなぁ。
分析した要素は…今後の商材だから公表はしないけど、とにかく膨大な分析を行って、それぞれの自己ベストと今回の記録の照らし合わせてみたり、それらをグラフにしてレース展開を分析したりしているわけなんだけどね。
まぁ、いろいろと感じる点があるはずだから、このツイートの真意をしっかりと説明しておこうかな、と。
1. トップクラスの選手から紐解く「マラソンで好記録を出す」ための秘訣は
2. 後半の失速はトップクラスの選手でも起きている
3. 失速対策は「なくす」のではなく「くいとめること」
4. 普段の練習(方法・メニュー)が本当に効果があるのか
5. レースプランとレース展開の見直し
上から順に「仮説→情報から得られた結果→対策→疑問→実践」というものがあって、それらが手元に揃っているから発信したまでで。
そういった情報を基にして、仮説「マラソンで好記録を出すための秘訣」は対策「それぞれに合ったレースプランとレース展開」というものが考えられ、実践する部分は「それぞれに合ったもの」となるから必ずしも「こうだよ!」と決まったものにはならない。
そんなワンパターンでクリアできるほどマラソンは甘くなくて。
例えば「後半になると失速する」という人には「失速を食い止める方法」を提案するし、例えば「失速することはないけど記録が伸びない」という人には「自分の限界を超えるための方法(練習)」を提案することになるから決めつけてはいないって言ってるんだけどね。
でも、思い込みは必要じゃないのかな。
僕みたいなコーチが、会うたび練習のたびに「こうです」という説明が違っていたら、それを参考にしている人達は「えぇ!?先日と違うじゃない!」となるでしょう?
「こうです」という信念を持って指導に当たっているわけだから、自分で得た情報や経験を基にした指導法をコロコロと変えてはいけないよね。
だからきちんと読み取ってもらわないと困ってしまう。上辺だけを読んでいては、なぜそうなったかの真意を知ることすらできないから。
「自分のことか」と端から受け入れないんじゃなくて、それについての確証を得る必要があると思うし、思い当たる節があるのなら考え直してみる機会だと思って振り返ってみたらいいと思う。
何か勘違いしてしまっている部分を訂正して向き合うことができたのなら、また新しい道へと進んでいけると思うんだけどなぁ。
一生懸命にやっていたとしても楽しく走っていただけだとしても、こういう部分をしっかりと守れていたら記録は向上していくと思うよ。
(楽しんで走っている人のデータでも検証してみたから言っている)