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今日の思いつき。

Posted on 2020-03-192020-03-19 by いわた ごう

2020年 3月 19日(木)

今日は久しぶりにペース走をやったけど、体重が落ちたということもあって前に走れていたペースがうまく守れない問題が発生!

練習内容は下の通り。

12,000m + 300m
設定タイム:4分15秒
リカバリー:100m 30秒
詳しい練習内容はこちらから → 「いわたごうの練習日誌」

いつでもそうだけど練習日の体調があったり、天候や風なども影響したりするからピッタリで走り始められることが偶然あるから、今日はよくある「少し速いかも」と思いながら走ったわけだけど、3kmを越えてもペースが落とせないので「体重が軽くてイメージと一致しない」って考えて気持ちを楽にしてみたものの、ほんの少しでも力を抜くと設定タイムを下回ってしまい…

「ううむ…難しいな…」と思って少しだけでも集中して走ってたら、ほとんどの通過で1~2秒ほど速くて、得意なはずのペースコントロールもうまくいかない。

「そんな1秒2秒、どうってことないでしょ?」

そんな風に思われるかもしれないけど、そのたかが1〜2秒が設定タイムを上回っているからエネルギーを浪費(オーバーペース)を招くことになるし、下回るほどにタイムをロスすることになるわけだよね。

後半の失速の原因って走り込みって思うでしょ?

本当の問題は、こういう微妙なペースメイクに失敗しているからで、知らず知らずのうちに、身体に気づかないほどの疲労やダメージを蓄積していくからなんだよ。

何のためのペース設定かって考える人って少ないけど、そもそもペース設定は「走り切れるであろうペース」であって「走りたいペース」ではない。
(そこを勘違いしているから失速しているのもあるけどね)

その「走り切れるであろうペース」というのは「これ以上速くなってしまったら失速する」と思うペースなわけだから、そのペースより1秒2秒速くなっているってことはリスクを負うってこと。

まぁ、下回ることを誰も想定していないだろうけど、下回ったら下回ったでタイムロスになるわけだから、後半になってペースを取り返そうとするわけだよね。
でも、すでに身も心も疲労困憊になってしまっていて脚が動くわけがないから取り返せない…
(だから設定より速く走ろうとするんだろうけど)

あ。

そもそも「走り切れるであろうペース」ではなく「走りたいペース」と決め込んでいるから、後半になるほど疲労困憊になって脚が動かないのは当然ですよ。

で、何が言いたいかというと。

たまにSNSで見かけるけど、長い距離を走ることが「我慢の練習」と思われているけど、余裕があろうとなかろうとペースを守って走り続けることも「我慢の練習」のうち。

だから僕の今日の練習は及第点に及ばない。

ペース走って決めて「走りたいペース」で走ろうとするけど、「走り切れるであろうペース」を探すための練習であると認識したほうがマラソン大会でミスする可能性は低くなるんだけどなぁ。

これはペース走を基準に話しているだけで、本当はみんなが大好きな距離走(ロング走)であっても、みんなが嫌いなインターバル走でも意味が違っているから見直そうね。

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