2020年 3月 26日(木)
ペースを安定させることの重要性。
目標タイムを出すためのペースは考えるんだろうけど、「そのペースを安定させよう」とか「そのペースでどこまで走れるか」ってあまり考えないということがツイッターの反応を見ているとよく分かる。
まぁ、それを求めていないっていうのもわかるし、たぶんだけど「考えないとダメだよ~」という旨をツイートしたとしても「それは選手クラスの話…」と考えてしまうんだろうね。
ランニングは他のスポーツと違って「トップクラスの選手と同日同時間に同じ距離をプレイできるスポーツ」で、走ることに対してのアプローチ(練習内容や取り組み方など)も強度や量は違うにしても同じ形になるんだけど…
特に「ペースを安定させる」は選手クラスの人しか身に付いていないものと考えがちだけど、その能力を身につけたから選手クラスになっているという考えでもいいんじゃないのかな。
「記録を向上させていく」ということは表現方法を変えたら「選手クラスへと少しずつ近づいていく」ということ。
選手クラスへと近づいていくのに「選手クラスの人しか身につけていないもの」と受け入れないのはどうしてだろう。
確かに僕は一般ランナーの速い部類(トップクラスではない)に入るけど、学生時代に嫌というほどペースにこだわった練習をしてきたし、その能力が身に付かないと1人で20km超も走ることはできないということも実感してきたのは事実。
でもこれは「体力の浪費を避けるため」であって、体力の浪費を避けないと速く走ることも長く走ることもできなかったから。
「体力の浪費を避けないといけない」「速く走ることも長く走ることもできない」ということは、学生スポーツだろうが実業団スポーツだろうが一般スポーツだろうが共通して考えないといけないことじゃないのかな…と。
走ることが速くなるためには走ることが上手くならないといけないとも思うけどね。
10,000mペース走
3月25日(水)のLAPタイム -いわたの練習日誌より-
1,000m 4分09秒9
2,000m 4分09秒6
3,000m 4分09秒7
4,000m 4分09秒4
5,000m 4分10秒5
6,000m 4分09秒8
7,000m 4分09秒7
8,000m 4分09秒8
9,000m 4分09秒9
10,000m 4分09秒7
これは自分でも驚くぐらい上出来な安定感。
ここまでペースを安定させたほうが良いわけではないけど、ペースが安定しているほうが無理なエネルギーを使うわけでもないし、無理なエネルギーを使わないから身体に負担をかけるわけでもないからオススメ。
身体に負担をかけないだけじゃない。
自分自身の中で「これぐらいなら〇分〇秒ぐらいになるだろうな~」というイメージがあるから、周りに流されたりオーバーペースになったりすることもなくなるというメリットもある。
デメリットは「このペース」と思って設定するタイムが必ずしも目的の距離を走り切れるペースとは限らないということ。
(その辺はペースの設定に問題があるだけ…)