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今日の思いつき。

Posted on 2020-04-232020-04-24 by いわた ごう

2020年 4月 23日(木)

仲良くしてくださっているスポーツDr.へ「マスクを着用してランニングをすることの効果とは?」という質問をさせていただいた。

返ってきた内容は…

内容としては理解できるけど、誰かへとわかりやすく説明するには難し過ぎる(例え話が思いつかない)から、詳しくは説明ができないのが残念。

誰にでも理解してもらえるような説明ができるようになったら公表すると思うし、僕自身も実践してみないと具体的な言葉にできないと思うので、しばらくお時間がいただけるとありがたい。

で、内容は詳しく説明ができないので用語だけ。

トップランナーの制限因子、足がもたない、走り込み、一般ランナー(特に中高年になってからの走り始めた人)の制限因子、苦しくて続かない、酸素摂取能力。
酸素摂取能力、分時換気量(1回呼吸量×呼吸回数)、酸素摂取率(吸気酸素濃度-呼気酸素濃度)、トレーニングの主眼は酸素摂取率を上げること、通常時の吸気酸素濃度21%、高地トレーニング・低酸素トレーニング室・自己呼気再吸入法、呼気の筋力強化・吸気の筋力強化、残気量、陸上競技と水泳の呼吸法、過換気、頑張りが利く、呼吸機能トレーニング。

これだけでも理解できる人はできる。
(専門知識があり、この分野に従事している人という意味)

これらの用語を使った説明をメールで受けたけど、難しいのに分かりやすく、さらにはトレーニング方法までを説明してもらったので実践してみようかと。

そんなわけで、こういった刺激をもらったこともあって今日は時間がある限り論文を読みまくって頭がパンク寸前…
(僕のポンコツ頭では熱が出てしまう!)

それは置いておいて。

肺活量と酸素摂取量の違いを理解していないので「マスクを着用してトレーニングをしても…」や「マスクを着用して心肺機能を…」という話になっても、結局はどちらも「そうでもないんだけどなぁ」と感じてしまったのは言うまでもなく。

肺活量とは息を最大限吸い込んだ後に吐き出せる空気の量のことで、肺の全肺機能から残気量を引いた値と一致し、酸素摂取量は身体に取り込んだ酸素からどれだけの量を身体へ摂取できるかというもの。
心肺機能とは心臓と肺の働きのことで、肺で吸い込んだ空気から血液中に酸素を取り込み、心臓の働きで酸素を多く含んだ血液を全身に送り出して、酸素を行き渡らせる機能を指す。

酸素摂取量は最大酸素摂取量(VO2max)と言われることが多く、運動を続けていくうちに酸素摂取量が最大酸素摂取量に達すると限界へ達するということになる。
(Volume=量、O2=酸素、maximum=最大限)

わかりやすく説明すると最大酸素摂取量はRPGの最大HP(エネルギー)のことで、数値の増減は逆になっていくが最大酸素摂取量と酸素摂取量の差がゼロになるとゲームオーバー。
だからこそ、ゴール地点で酸素摂取量が最大酸素摂取量となるように効率良く走る必要があるということ。

なので、マスクをして走っても肺活量は向上するけど、根本的な酸素摂取量の向上には繋がっていない。

「肺へ入ってくる酸素が増えるから摂り込む量が同じでも良いんじゃないの?」と思うかもしれないけど、レース終盤で呼吸が乱れて呼吸が浅くなったときには肺活量が重要なのではなく、どっちかというと酸素摂取能力のほうが重要となってくる。
(呼吸が浅くなって酸素が少量しか入ってこないんだから、そこからどれだけ酸素を摂取できるかだよね)

これぐらいにしておきます。終わらないから。笑
この量でマスクを着用したトレーニングの説明が1/3ほどできたぐらい。

この話を踏まえた上で、マスクを着用をしたときの影響やトレーニングとしての効果などの話が続き、そのトレーニング方法はランニング時に取り入れるときの方法やランニングをしていないときのトレーニング方法など多岐にわたるし、そのトレーニングをするときの注意点などもあるので…

続きは長くなるからオンライン講座で、かな。
(オンラインでも説明しづらいから後々になります)

とりあえず「マスクを着用してトレーニングをすること」に価値はある。内容を詳しく知る必要はないけど、何かしらの効果が得られるのは間違いないとだけ書いておく。

「そんなのは効果がない」と思うなら実践しなかったらいいと思う。
(着用しないで走ると今は社会的距離の問題が生まれるけどね)

走り始めた人、長時間のジョギングができない人、今よりも速くなりたい人は実践してもらうといいかもしれないよ。

ただし、着用して追い込み過ぎることは身体に良くない。特に高血圧の人は注意してくださいね。酸欠で倒れてしまったら本末転倒なので!
(コロナ感染者受入をしている病院は大きな事故を起こして運ばれてきても対応できない可能性があるとのこと。車や自転車の運転や歩道を歩いているときですら気をつけようね。)

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