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今日の思いつき。

Posted on 2020-06-042020-06-05 by いわた ごう

2020年 6月 4日(木)

神戸マラソン(11/15)の開催中止決定。

神戸マラソン以外にも秋頃に全国各地で開催予定とされていたマラソン大会の中止が続々と発表されているけど、今の状況を考えたら当然なのかもしれないね。

僕も毎年9月の最終週に加古川河川敷(みなもロード)で加古川みなもタイムトライアルという大会を開催しているから、参加者目線というより開催者目線で考えると「緊急事態宣言が解除されたから開催しよう!」という気持ちは一向に大きくなっていないのが実情だったりする。

全国各地でマラソン大会の中止が発表されていることでSNS上では「〇〇もダメか…」とショックを隠せないコメントが溢れているけど、中には「臆病だ」とか「〇〇(国名)では開催されているのに」とか「やれないことはないのでは」というコメントすら目に入ってくる。
(保身のためだっていうのも見かけた…)

確かに開催できないことはない。
コースを走ってもらうことも考えようによっては可能だと思う。

でも問題は「走ること」にあるのではなく、「走ること」ではないところに本当の課題があると考えてほしい。

会場での着替え、トイレ、スタートを待つ瞬間、ゴール後の着替えの他に行き帰りの交通手段など参加される方々には感染のリスクがいたるところにあることが考えられる。

「自家用車で会場へ…」と思う人がいるかもしれないけど、多くのマラソン大会では公共交通機関を利用して来場する旨が記載されていて、駐車場の確保やそこへ配置するスタッフの確保などに課題がある。

更衣室やトイレなど多くの人が入れ替わる場所では参加者同士の近接が生まれる。ソーシャルディスタンスや除菌作業のことを考えるとそこにもスタッフや除菌用アイテムの確保などの課題がある。

自家用車で会場へ来ていたら車内で着替えることができるかもしれないけど、それは個人の考えを優先させたものなので参加者全員のためだとは言えない。
(結果としてトイレの問題は解決しない)

スタート時間はウェーブスタート(ブロック毎のスタート)なども考えられるけど、結局はブロック内で前列を取りたい人は早くからスタート地点付近で待機するだろうし、大会参加経験の少ない人はスタート時間の前からスタートブロックで待機していることも少なくない。

ゴール時間は速い人から順に走行を終えていくことは想像できるけど、完走証の受け渡しなどを考えると人の動きは停滞しやすい。そこは後日郵送も考えられるけど走り終わった直後に完走証をもらいたい人もいるから、その考えですら完走証は要らない・後でもいい派の都合だと考えることもできる。
(走り終わった直後に欲しい人の都合とも考えられるけど、走り終わった直後に欲しい人のほうが多いことを開催して周知している)

他にも挙げたらキリがないほどあるからこれぐらいにして。

中止を告知するタイミングを「早い」と言った人もいたけど、これですら早いか遅いかは考え方次第だと思う。

大会事務局が用意する参加賞の納品やエイドステーションの飲料水やスポーツドリンクなどの納品、それらに必要な手配の時間や製作の時間等も考えないといけないし。

11月中旬に開催であれば10月末か11月上旬には事務局へ到着していないといけないはずだから、500人ほどのみなもタイムトライアルの場合であれば参加賞(スポーツタオル)は3~4週間は必要なので数十倍規模の参加者がいる大会であれば倍近い時間が必要となるはず。

そうなると8月上旬には発注をかけていけなくなるので時間的猶予はあるように感じるけど、そんな規模の大会であれば実行委員の各部署でどうするかの会議など手順を踏む必要があるから1ヶ月は要するかもしれない。

となれば7月上旬にはデザイン案などを決めていかないといけないけど、きっとデザイナーさんに製作依頼をかけて費用がかかるだろうから…

6月上旬の今、大会開催の中止が出たとしても不思議ではないけどなぁ。

まぁ、おおよその計算なので違いはあると思うけど、第2波が来るかもしれない状況(怪しい流れ)であることを考えたら中止の告知を出したタイミングは早くもないし遅くもないと思う。
(個人的な経験談から考察しているだけなので正解ではない可能性が高いけど…)

他にも会場の手配、会場設営の機材の手配、道路使用申請なども関係している。

大会が何事もなく開催されているように感じるかもしれないけど、道路の使用申請だけでもタウンページ並みに分厚い申請書を作成しないといけなかったはずだし、想像もつかないほどたくさんの作業があることを考えたら…

何を基準に言っているのかはわからないけど、保身のためではないことは確か。

もし仮に、自分自身が仕事で何かのプロジェクトに携わっていて、資料の作成や何かの手配が進んで人件費の他に手付金などが発生している段階で中止となったとき、何も言わずに「ハイ、終了」で終われるものではないはず。

だから大会事務局も同じ気持ちだろうし、走ってもらいたい気持ちもあるだろうから中止になってしまったのは心苦しいかもしれない。

その膨大な作業をたくさんの人達が動いて実現される大会に「なんでやらないんだ」という表現は失礼だと思うし、「やれるかも」と思うのであれば自分自身も当日のボランティアではないゼロから運営に携わるべきだと思う。

開催されたのであれば大会事務局が苦労して準備してくれたものにケチをつけず、感謝の気持ちを少しでも何かの形で変えずべきじゃないのかな、と。

何でもかんでも自己都合、自分目線で考えていては良くないね。

エゴだよ、それは。
(わかる人にはわかる)

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